Fingers(Thad Jones) Sax Soli Analyze

サド・ジョーンズの代表的なリズムチェンジ、“Fingers”のサックスソリ・アナライズです。
メロディラインと、それをダブリングしている箇所は青色で示しています。

1〜8小節目

まずは1〜8小節を通して聞いてみてください

1-2小節

(画像は拡大できます)
主旋はソプラノとテナーがほぼダブリングしている。
オーソドックスなリズムチェンジに見えるが、G7(b9)でのvoicingに注目。メロディがAbとFの瞬間にG7(b9)由来のdimコード、Gの瞬間はGb7(b9)由来のdimコードが使われている。またルート音に対してナチュラル13th(G7におけるE, Gb7におけるEb)が加わり、コンディミの響き。結果としてバリトンとアルトで長7度のインターバルを形成した状態を維持してパラレルに下降しており、独特の緊張感が生み出されている。

Gコンディミ・・・ G , Ab, Bb, B, C#, D, E, F
(参考)Gオルタード・・・G, Ab, Bb, B, C#, Eb, F

1小節目の最後はG7ではなく、2小節目の最初のコードであるC-7の半音上C#-7からのアプローチ。メロディは3rd。

1小節目の3拍目以降はドロップ2を基本としていますが、2小節目の3,4拍目はGb79thであるAbF79thG13thD(Dはメロでもある)が加わる代わりにルートレスにヴォイシングされている。

3-4小節
5-6小節
7-8小節

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